なんかやっぱりですます調のほうが自分的に収まりが良いのでですます調に戻します。。
久しぶりの農作業ログです。
3月に入り、長い冬を終えてこれから作物たちが一気に非連続的成長を遂げる季節。
にしても急に暖かくなりすぎたのか、、一部作物が残念なことに。。
立派なトウが立ちました。

これ、白菜です。
白菜といえば結球して葉っぱも白い部分が大きくなり、花なんて見たこともない、というのが普通だと思います。
が、数年前家庭菜園をしていたときにも、色々と作物のトウ立ち(抽台)を見てきたように、白菜も菜の花となりました。
アブラナ科の一種だし、菜の花として見れば当然食べられないことはないのですが、、白菜に期待しているのはそれじゃないですよねー。ということで、栽培失敗です。
農民の端くれとして情けない限りですが、原因は、、、まき時を外してしまったことでしょうか。
正直申し上げて、播種当時まき時を外した認識は全然なかったのですが、生育が遅く、これはだめかなーと思っていたのですが、やはりだめでした。
10月頃生育初期の気温は足りていたように思うし、現状無施肥で試しているので、そのあたりがポイントになっている気がします。
その他の作物はどうにか

にんにくはたくましくなってきました。
もともと一面に1作物というやり方を避けていて、畑の面に対してバラバラと植え付けています。
植え付けている場所によって生育の状態が結構違うので、これはまあ、そういうことなんだろうなと思っています。
全面耕起して全面施肥、というやり方をしていないので、場所によって養分状態にばらつきがすごいと。
まあこれも座学で学んだことの実証ができて面白い限りです。

茎ブロッコリーも咲き始めました。
茎ごとの背丈が市販のものより短くて、こちらも土壌環境の問題なあと思ったりはしていましたが、今のところ食べられるので特に問題なし。
販売する場合はどちらかというと店売りのもののように「仕立てる」事もできるかなあとも。
つまり、葉や芽をかきとってそれらしい姿にすれば良いようにも思います。
一方、食味としてはなんというか、茎の歯ごたえが弱い気もしており、これは窒素やケイ素の不足な気もします。

子持ち高菜は花芽がでてきて嬉しいパターン。
こちらこそが気温上昇での恩恵ですね。
子持ち高菜ってなんだろなーと思いながら育てていましたが、要はザーサイのもとみたいですね。
こちらもアブラナ科なので葉っぱも食べられるようですが、メインの食べる部分(ピッタリの単語無いんか)は花芽の部分なんですね。
今のところ2〜3個収穫して試し試し使っていますが、これが正解!という自分なりの調理法が確立できていません。。
次はとりあえず漬物にするか。。
ちなみに天ぷらにしてもよし、炒め物に入れてよし、漬物によし、ナムにもなる、らしいです。
個人的には炒めはいまいちだなと思ったりしております。

最後に、ヘアリーベッチが絶好調です。もっこもこ。
空気中の窒素固定をお願いできるマメ科のキングオブ緑肥ですね。
根粒菌とのタッグで生ける肥料といって差し支えなさそうなやつ。
多くの緑肥は食べないので、作物と言っていいものかと思う瞬間がしばしばあるんですが、緑肥作物という言葉もあるし、作物にカウントしておきます。
4月には一部刈り取って、場所をあけて次の作物を植え付けたり、枯れるまで放置のエリアを作ったり色々と実証体験をしていきたいと思います。
おしまい
春がきたかと思ったら寒波で降雪です。
雪に関しては日本海側が全体的に災害級の積雪だった2025年初頭ですが、太平洋側は太平洋側で過度な乾燥状態にて、おそらく殆どは農業関連の目的での火の取り扱いに起因しての大火災が頻発しているようですね。
全国ニュースにならない火事の目撃談もそこそこ聞きます。
そして記事を書いている本日3月3日は待ちに待った雨。
この2日を乗り切ればあとは春になって一気に作物たちが育ちだしますね。
就農1年目の初の春。
楽しみです。
ではまた〜。