天気予報は当たらない(田舎の場合

畑仕事の帰りに書いています。今日も天気予報が外れました。

予報では一日中曇り、降水量0ミリメートルということだったんですけど、朝起きた瞬間から雨が降っていて、7時半に畑に着いた頃もまだ微妙に降っていて、そして今(17時頃)も1〜2ミリくらいは降っているんですよね。0ミリって言ってたのに、です。

まあ、天気予報がちょっとずれるとか、予報より早く降り出すとか、そういうことは昔からよくある話だと思うんですよね。7時に大雨の予報が出ていて、実際には16時半から降り出したとか、そのくらいのことは誰でも経験があるんじゃないでしょうか。

ただ、ここ2週間ぐらいで振り返ると、4日か5日くらいは明らかにひどい外れ方をしていまして、一昨日なんかは大雨の予報だったのに結局そんなに降らなかったし、時間もものすごくずれましたし、今日みたいに降水量0ミリ予報で普通に雨が降るとか、そういうことが続いていまして、さすがにこれはちょっと違うなと思い始めています。

で、なんでこういうことが起きるんだろうと考えていたんですけど、おそらく東京や大阪の都心部の天気予報の精度と、地方の天気予報の精度は、そもそも違うんじゃないでしょうか。

田舎の天気予報が外れる理由、たぶんこういうことかな

東京の都心部であれば、ビルが乱立しているので、いろんな場所に気象の観測設備を設置できますよね。しかも人口が多いので、天気予報の精度を上げることに対してのインセンティブが非常に高いわけです。精度を上げれば上げるほど、それを活用する人の数も多いし、経済的な価値も大きいということになりますよね。

東京では新宿エリアとか、都心部を東西南北に分けて予報を出すくらいの粒度でやっているらしいですけど、それは当然精度が上がるわけです。

一方で、僕が今住んでいる伊東市のような、人口6万人で、しかも東京都心部の広さの5倍くらいあるようなエリアの天気予報となると、話がだいぶ変わってきます。人口密度で言ったら1000分の1どころじゃないかもしれないエリアに、高精度の観測設備を整備してメンテナンスし続けるコストって、正直見合わないんですよね。

伊豆半島の山合いに観測設備を設置すること自体はできると思うんですけど、草木が生い茂ってくるので、放置したら2年も持たないんじゃないでしょうか。メンテナンスには専門性の高い人間がわざわざ現地に行かなければならないし、コストがかかる割に、恩恵を受ける人口が少ないということになってしまいます。

僕が住んでいるエリアの天気予報は、網代(アジロ)という場所にある気象台のデータを使って出しているらしいんですよね。ただ、伊東市内だけでも山間部、市街地、海辺とざっくり3種類の気候があって、標高差もそこそこあるので、「伊東市は曇り」と言われても、場所によって全然違うということになります。これは仕方ないといえば仕方ないんですけど、実際に農作業をしていると、かなり困るんですよね。

僕は20歳を過ぎたあたりから海外に住んでいた時期も長かったので、天気予報の精度みたいなことをあまり気にしなくなっていたんですよね。90年代のポップスでよく「天気予報が当たらない」みたいな歌詞があったりしましたけど(笑)、そういう時代はもう終わったんだと勝手に思っていました。でもそれは都市部の話であって、田舎では相変わらず天気予報が当たらない世界が続いているということを、最近になって実感として理解し直しているところです。

動物的に

天気予報をあまり信用しすぎると、今日みたいに「曇りって言ってたのに雨が降ってる」という状況になって、朝の畑仕事の判断がずれてしまいます。実際に今日も、起き抜けに雨が降っていたので2度寝しまして、7時半に畑に着いたら微妙に降っていて、という感じでした。

なので最近は、天気予報は参考程度にしつつ、自分の目と体感で判断するという方向に切り替えています。空の色とか、風の向きとか、そういうところを読んでいくしかないんですよね。それはそれで、農作業をやっている人間としては自然なことなのかもしれないですし、むしろそういう感覚を磨いていくのが田舎暮らしの醍醐味でもあるんじゃないでしょうか。

ちなみに今日は、昨日のうちに管理機(耕うん機のようなもの)の試乗をさせてもらいまして、購入に向けて動いています。税込みで25万円くらい、補助金も使えるので、メンテナンスしながら20年30年使うことを考えると余裕で買いだなという判断です。今は全部手作業でやっていますが、管理機を使うと作業速度が100倍、場合によっては500倍くらいになるんじゃないでしょうか。クワを振るのは体力作りになるし筋肉もだいぶ増えたので、程よくバランスよく使っていこうかなと思っています。

そんな感じで、田舎暮らしはいろいろ発見があります。天気予報が当たらないというのも、その一つですね。

※この記事はポッドキャスト音声データを元にClaudeが書き起こし、編集したものです。

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