移住と草刈りと、宿の話
8月29日の朝、僕は伊東市から東京に向けて車を走らせていました。移住関連の手続きを済ませて、本当は畑の草刈りもやってから帰ろうと思っていたんですけど、スケジュールの兼ね合いで次の1週間は草刈りができない。
そこで思ったんですよね。**中途半端に手を出すより、やり始めたら一気にやった方がいい**と。7月末に最初に手を出したのは「やりますよ」という宣言として意味があったけど、次にやるときは「やってるね」という感じにならないといけない。周りの目を気にする必要があると思って。。。自意識過剰というよりは地方都市の宿命としてですね。
そんな感じで札幌(石狩ですね)に行ったり、その後札幌で寝込んだりと、8月後半はあっちこっち行って、ほとんど家で寝てない状況でした。人並み以上にタイミングが重なってしまって、宿によく泊まることになったんです。
安宿の「エコ」という名の無駄
僕はいわゆる安いホテルによく泊まるんですよ。できるだけ安く泊まりたいので。ホテルって僕にとっては**寝る、シャワーして寝るだけの場所**として扱っているんです。ホテルにはお金をかけない主義ですね。
社員旅行で5つ星のリゾートホテルに泊まったことはありますけど、一人でフラフラあちこち行くときは違います。星野リゾート一泊7万円とかに泊まれば宿自体が楽しいんでしょうけど、そういう楽しみ方は今まであんまりしてきていないんですよね。
で、ここ7、8年ぐらいでしょうか。安宿では**エコを題目にしたサービス**が増えてきました。「お掃除2泊3泊ぐらいだったらいりませんよね」とか「その分500円引きますよ」みたいな。アメニティもお部屋には置いておりませんので、必要なものだけこちらからお持ちくださいとか。もはやそれが主流ぐらいになってきましたね、安宿の業界では。
僕は実はこういうサービス形態を**大歓迎**してるんです。2〜3泊するときにわざわざ毎日ベッド整えなくていいですよ、別に自分で寝てるところだし。シャワーして寝てるだけだから、そこまで汚くなったりしませんしね。ティッシュとかちょっとしたゴミですから、毎日捨てなくていいです。
タオル交換の不思議な強制性
でもね、**もっと僕は省電力してほしい**んですよ。
毎日タオルを変えますよねっていう前提はやめてほしいんです。2、3泊だったら別に一対のバスタオルとフェイスタオルがあれば十分じゃないですか。シャワーをして、きれいにした状態で体を拭いているだけなので。
僕は基本的に**どの道生きてるだけで様々な資源を使わせていただいている**ので、であればはしょれる資源ははしょりたいんです。エコロジー的な意味もそうだし、必要ないものをわざわざ使いたくない。自宅でもタオルは3、4日は同じもの使いますよね。頭拭く用のタオルなんかは別にそれこそ一週間とかは使いますし。
でも宿では**「タオル変えますか?」って言ってほしい**んですよね。そこまでやるなら。
歯ブラシなんかも毎日届けてくるんですけど、歯ブラシ毎日変える人いなくないですか?僕はちなみに歯ブラシに関しては3種類ぐらい常備しておりまして、硬さ、太さ、ヘッドのサイズなど各社それぞれのいいとこ取りをしようっていう歯磨きスタイルをとってるんですけど、それでも毎日は変えないですよ。
旅人の持参セット
僕はかなりの旅人だと思うので、いつ何時「やばい今日泊まりだなぁ」ってなっても困らないように洗面セットを常に持っています。シャンプーはさすがに持ってないんですけど(液体なんで)、固形の石鹸も持ってますし、髭剃りとか櫛とかね。
なので**アメニティ全般毎回いらない**んですよ。
ものすごい安い宿だったら開封されてなければそのままって感じでしょうけど、中級クラス以上の宿になると多分「お客様が触ったかもしれませんので」ということで毎回洗浄または処分してしまっているはずなので、大変無駄な資源を使って嫌だなぁという気持ちになるんです。
タオルなんかも一旦お客さんのところに出しちゃったら、さすがにもう一回使うわけにはいかない。僕も嫌ですよね、次の人として。常に僕は誰かの次の人なので、洗ってないタオル出されたらさすがにちょっと勘弁してくださいって言います。
でも僕のところに持ってこられた瞬間に、そのタオルって処分されてしまうじゃないですか。**僕は使ってないんですよ。もう誰得なん?**って思っていて。
手書きの住所という時代錯誤
あとね、エコじゃなくて非常にもう法律的な問題だと思うので非常にイライラするのは、**毎回住所書かせるのやめれ**っていうやつですね。
もう電子的にそれは通達済みであって、なんで手書きで書かせるんやっていう。マジでもうちょっと本当に勘弁してほしいです。
外国の場合なんかはIDですよね。まあ自分が外国に行ってる場合はパスポートがIDになりますけど、日本で言えばマイナンバーカード。ピッてやったらチェックイン完了、本人確認完了ってしてほしい。チェックインがいろいろと技術的に難しいかもしれませんけど。
できるのにやらないのは単なる怠慢ですよね。アパなんかの顧客を会員化しているところは流石にできていますが。。
ポケット問題という現代の不条理
例えば今僕が履いているズボン。このズボンだけじゃないですけど、各種服飾の人たちも**これ分かっててやってるでしょ**?分かってないんだったらまずいから、ちゃんと勉強してよって思うし、これ分かった上でこんなことしちゃってなんだかなって思うことが非常に多くあって。
それは**ポケット問題**ですね。
今の時代、現代はポケットにスマホを入れがちなのは、もうこれは去年一昨年からの一瞬の流行りとかじゃなくて、今後もう何十年にわたって人間は何らかの端末をポケットに入れるわけですよ。それにも関わらず、ポケットはその適正サイズになっていない設計の服って何なの?**あなたスマホ持ってないんですか?**って言いたいですよね。
全く入らないであるとか、そのポケットの入り口が広く空きすぎているのでスマホが落ちがちであるとか。あと今履いているズボンもポケットの内側にポケットがあるんですよ。この仕組み自体は割とよく見かける仕組みなので全面的に否定しているわけじゃないんですけど、このズボンの場合、ポケットにスマホを入れようとすると内側のポケットに引っかかってちゃんと中まで入らないっていう現象が起こるんですよね。
**スマホを持っていない服飾デザイナー全員ちょっと退職してほしい**です(笑)。
サービス設計者への提案
まとめると何が言いたいかというと、**サービス設計をする人とかサービス提供する主体の人々は、いろいろ周りを見た方がいい**と思ってるんですよね。
「ここもっと改善できるじゃん」とか「こっちの方がお客さんとして、客として自分がサービスを受けるときに心地いいな」とか「無駄なものがあって嫌な気持ちになるからここはちょっと整理しなきゃ」とか考えてほしいし、考えるための材料としてサービスを受けてほしいですよね。
2泊で予約しているお客さんに**「リネン交換不要であればお申し付けください」って一言言えば**、強制的に出してくるんじゃなくて。「リネンの交換はご希望の方、ここにチェック入れておいてください」って言えば、そういう手続きにすればと思いますよね。
安宿の経営をしている側の人が、そもそも他の人と泊まってサービス受けてご覧なさいよと。「あっこれも必要ないな」って思うこと絶対あると思うんですよ。
自戒を込めて、ということでもあるんですが、僕たちはもう少し**「必要ないもの」に敏感になった方がいい**んじゃないでしょうか。
※この記事はポッドキャスト音声データを元にClaudeが書き起こし、編集したものです。