ベトナムでの起業の経緯
2014年、新会社「グラタン」を設立し、ベトナムでのオフショア開発事業をスタート。当初は中国向けゲームのローカライズ案件をクラウドソーシングで募集したところ、ベトナムから複数の提案があったことがきっかけでした。
マイクロオフショアという戦略
大手企業が展開する大規模オフショア開発とは異なり、小規模案件に特化したマイクロオフショアという立ち位置を選択。月額20万円程度の小規模案件でも柔軟に対応する戦略が功を奏し、事業は順調に成長しました。
ベトナムオフショアの特徴と課題
- 人件費は日本の1/3〜1/2程度
- コミュニケーションの難しさは依然として存在
- 生産性は日本の7割程度
- 近年は人件費高騰も、AI活用で生産性向上
ベトナムの魅力と文化
10年に渡るベトナムとの関わりを通じて、日本に似た文化的背景や人との関係を重視する価値観を強く感じています。食文化では、ミーサオ(焼きそば)やブン、チャーカー(ナマズ料理)など、独自の魅力ある料理が特徴的です。
