まとめて読書感想文

しばらく仕事がカツカツでブログどころではなかったのですが、ようやく大分落ち着いてきまして、現在福岡県田川市のいいかねパレットのシェアライブラリーを贅沢に一人で使って一息ついています。

ブログ記事は書くのも大変なのでかけませんでしたが読書はできるだけ進めていたので、せっかくの日曜日21時からの廃校での暇時間。感想文をまとめて一気書きでも。

バリューブックスのライブラリ機能がとてもありがたい

読んだやつ2022以前|はにまさんの本のライブラリ|バリューブックス
売った本も、読んだ本も、これから読みたい本も、 まとめて管理ができる、 あなただけのオンライン本棚です。本を手放す時や、新しくお迎えする時にも役立ちます。

ゆる言語学ラジオでのバリューブックス連呼事件以降、こちらを活用しております。
読書履歴管理にとても便利なのでおすすめ。
公開状態のため恥ずかしい読書履歴にならないように努める効果も期待できます。

本旨とは関係が遠いので別途書きたいですが、個人的には漫画も読書に入れて良いと考えていますので、漫画も入れました。
全巻入れると大変なことになるので漫画は一巻だけとか履歴管理程度に。。

さて。

小生物語

ゆる言語学ラジオで堀元さんが絶賛していたので、小難しい系の間の箸休めにでもと選択。

おもしろブログを一気読みした感覚。

ガンダムはふくらはぎだ!
究極のもみ味。(あ、これ勝手に今風に「もみみ」と読んで面白がっていたけどもみあじ??

が面白かったのと、後半に行くにつれて筆者が眠れなくなることが多くなり、僕も叙述トリックとはなんなのかがまだつかめず眠れなくなる。

サピエンス全史上下巻

なんか順序がおかしいっぽいですが順序に意味はないのでサピエンス全史。
これぞ積読界隈の覇権争いでピケティ本と勢力を二分する筆頭格といえる書かと思います。

ようやく読みました。かくいう僕も上巻を3年ほど寝かせ、一緒に新宿から引っ越してきた仲。

んで、早く読み始めればよかったですね〜。
序文に「物語」と書いているとおり、かなり読みやすい文体、内容になっていて、それでいて骨太。
なるほど、納得のベストセラーでしたね。

そしてこちらを読んでとても思ったのが、通底しているな。です。
コテンラジオその他色々なコンテンツに触れているわけですが、歴史を紐解いて現在を評価し、これからどうしていこうか考えてみようというコンテンツだとこの様になるのだなと思いました。

感銘を受けたのは

・カトリック教会のアルファオス
・戦争→支配ループ=男系優位→家父長制
・歴史的に人類は統一へ向かっていて、一部巨大化が早すぎた帝国の崩壊はスピードバンプ
・蛍光色のうさぎ

特に家父長制が優位になるフィードバックループはめちゃくちゃなるほど感。
早すぎた統一帝国のスピードバンプもなるほどそうかもなあと思ったし、個人的には未だに止まない国境争いによる戦火をとにかく一旦止めてほしいので世界政府的な取り組みをもっと加速したいけどそうも行かないのだなあとか、、、技術がまだ不足なんですかね。きっと。

だとすると資本主義による技術革新ももう少し続けないとだし、環境保全の問題とか。まだまだなんとも言えませんね。

カトリック教会のアルファオスはこちら。。悪意あるよね笑

ポスト資本主義

こちらの本の感想はあまりありません。
文体が非常に特殊で、あまり頭に入らずなんと80%くらいまで頑張ったものの耐えられなくなって離脱。

・資本主義は反市場的である→なんでも無料に近づけたりとかなんとかで市場が成り立たなくなるのが帰結
・機械論とアニミズムの区別がつかない

とかが刺さりましたけど。読みきれませんでした。
あと、よくあるパターンだけど脱成長とポスト資本主義がうまく切り分けられていなくて、うーん、、という感じでした。
いや、僕ごときがなにか言えるものでもないので個人の感想ですが。。共感はとりあえずあまりできませんでした。

鎌倉資本主義

カヤック創業者柳澤さんの著書。
カヤックさん、昔から好きだったし、これを読んでまた好きになりました。
いっとき面白法人は堅実法人になっちゃったねえなんて揶揄していましたが、何周か回ってちゃんと面白法人していてすごいです。憧れる。

・違和感のある指摘を大切に
・面白さ=多様性

カマコン見学でもしたいところです。
特に現行資本主義社会が評価しそこねている資本があるよねという指摘は完全同意。
地域社会資本や地域環境資本などは、世界に当てはめてもちゃんとBS的に認識されるべきポイントだなと思いますし、本書に書かれている諸々、例えばまちの社員食堂とかまちのコイン以外にもなにかできることがありそうだなあと考えています。
見つかってないけど。

サステナブル資本主義

直近できるだけ本を読んでいますが、基本的に読み終えたらメルカリ行きとしています。
が。本書はなにかとても大事なことが書いてあった気がするので、少し間をあけて再度読もうと思い、出品していません。

・株式会社地球と考えてみる
・投資家マインド消費

この辺が示唆深かったです。
ただ、投資家マインド消費はもう随分以前からそのスタンスをとっていたなあ。自分。と思いました。
要するに、消費者として消費行動の中でしっかりと選択をして、よろしくない企業への投資をしないよう心がける。ということですね。
んでまあ、僕はちょっと行き過ぎているので大資本が作る世界観が好きになれず、街の中華などを応援し続けたりしているのですが。。
考え方としてはめちゃくちゃ共感でした。

おしまい

なんか数冊分飛ばしている気がしますし、1冊ごとの感想文が原稿用紙一枚に満たないのも問題な気がしますが、まあ、まとめて書いたらこんなものでしょう。
選書としては、思うままに選書していくと、哲学とか唯識とかどんどん内面に入っていってしまう傾向にあるため、一旦現世のロールを全うすべく一旦は資本主義をテーマに追いかけることにしてみています。次はポストキャピタリズム。

ちょっと今遠方に来ているので重たい紙の本は持っておりませんし、いいかねパレットでは読書ではなくポッドキャスト。なので。帰ったらまた読みまーす。
と、ここのところ漫画、ゲームも程よく織り交ぜる作戦をしておりますので、またそっちも書き留めておこうかな。

ではまたー。

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