どうも。1日30分本の虫。はにまです。
だいぶ前の書籍ですが、最近ランチタイムを読書に当てることを決めてから大分積ん読を消化でき始めてきたというサイクルなうです。
今回は革命のファンファーレです。
この後もしばらく幻冬舎とかNewsPicksとかの意識高い系が続いてしまいそうなので、一旦次は別なのを読もうかと思っています。
なお、キンコン西野氏は嫌いではありません。
西野さんはいいこと言ってると思うし、ちょっとやり方がなーとかはあるかもしれないけど、嫌うって言うほどの情熱がないと言うか。
僕はタレントだったり知らない人・関わりの薄い人の内面にさほど興味がないようです。したがって嫌いになれる人のほうが不思議ですね。ってか嫌いっていう芸なんだろうなと思います。言ってる人たちも。
印象に残ったところ
この本に通底するこれからは信用の時代〜みたいな話はメタップス佐藤さんとか堀江さんとかの話にもともと強い共感を持っているので、信用と価値の話はサラッと読みつつ、一番印象に残ったのは、後悔の可能性を減らせ、の一節でした。
後悔の可能性を減らせ
自分のことを振り返ると、かなり後悔の可能性を意識してしまう方のようで、買い物をあまりしません。
これ、と思えるものが見つかるまでは買わない、みたいな解釈をしていたのですが、多分にこの要素もあるなーーーとなるほどでした。
小話ですが、随分前からこんなサービスがほしいなーとつぶやき続けている事業ネタの一つに、「程よいファッションサブスク」があります。
BEAMSやアローズなど安心感のある使いやすいブランドの型落ち在庫を、季節に合わせて定期的に送ってくれるサービスを所望しています。
ファッション業界というのは結構謎な構造をしているなあと思っていて、2:8の法則で言えば、ファッションに敏感な2割の方ばかりを相手にしていて、残りの8割をガンガンに無視しているなあというのが僕から見える景色です。
僕は自分の属性として、
・ガチヲタではないし多少気は使っている
・だが、高額なブランドに憧れはない
・仕事柄あまりみすぼらしくもできない
というファッション消費者のthe中流層だと認識しています。
こういう人間が何基準で消費するかという1つの指標が、安心な中層ブランド、だと思うのです。
実際ここ数年はBEAMSかフレッドペリーのタグがついているものばかり、ZOZOUSEDで買っております。
1万円もするシャツ要らない、けど自分のセンスにさほど自信がないので、変に自分の価値観を優先して後悔したくない。ということなんだなと再認識をしました。この本を読んで。
毎月3,000円コース〜10,000円コースを用意して不良在庫を送りつけてくれたら、ファッション中流層は喜んで払うのになーと思います。なお、サブスクで勝手に送りつけてほしいのは、ファッション関係に時間をかけたくないからです。
こういう消費者は多いと思うので、今後商品サービスの企画や、価格設計を考えるときはこの「後悔の可能性を減らせ」という概念は念頭に置きたいと思いました。
なお、僕は起業家を志して実際に行動していますが、明確な理由があってこれを自分でやる気はありません。
それはまた別のお話。
おしまい
その他自分の時間は24時間なんだけど、いかにこの壁を超えていくべきかとか、共感ですね。
彼のような発信力求心力は今の所持ち合わせていないので、僕は僕なりの考え方で同じようなことをやっています。
また、本としても隙間も多く、文体も読みやすかったのでサクッと読めつつ示唆もあり、割とおすすめできる本だと思います。
西野氏嫌い勢以外には万人におすすめできるかと。
引き続き読書していきますが、次は伊坂幸太郎かなあ。
たまには文学世界に旅立つ時間も必要。きっと。
ではまたー。