失敗オトナ語蒐集

大前提

僕のオトナ語に対する認識としては、それ間違ってるからダメだよね。やめようねと言うスタンスではない。
本質的目的に適っていれば、より楽にコミュニケーションを取るために語彙の誤用もまあ認めていこうという大きな流れだと理解しているし、他人の誤用に文句を言いたいということではない。

どちらかというと、誤用だなと思いながら自分もつかうときのストレスや、他人の誤用を指摘したくなるけど我慢するときにかかるちょっとしたストレスが貯まると馬鹿にならないなと思いこの記事に書き溜めることで成仏させようという駄文である。
気にしなければ良いんですけど、まあ、気になるものは仕方ない。

メール編

・添付にてお送りいたします。

自分の動作である「送る」に対して丁寧の「お」を付けてしまうのが大変違和感があるのだが、送りますだと謙譲がつかないので仕方なくつかう。
「送る」の謙譲表現を作ったほうが良いのではないか。

・ご報告いたします。

こちらも同じく自分の動作「報告」に対して丁寧を付けてしまい、その後謙譲するという謎構文。

追記:これらの用法は間違いではないらしい。送る、報告するなどの行為が相手方に影響を与える行動のため、その行動の丁寧は相手方にかかるとかかからないとか。全然納得感無いです。笑

語彙運用編(仮

・範囲と範疇問題

本来範囲という単語をつかうべきシーンで範疇という単語を使う人が近年あからさまに増えている気がする。
どちらとも言えるよね、というシーンももちろんあるのだが、どちらかといえば範囲が適切な文脈に対して範疇の侵食が激しい。
範疇はざっくりいうとカテゴリという意味だと思うので、例えば「この件は私の(権限)範疇で進めて良いですよね。」みたいな用法は誤用だと思うが、まあ、真意の方はわかるしいちいち訂正するほうが無駄が多いのでまあ良いかとなる。

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